業務用エアコンで多いトラブルについて
業務用エアコンは夏場などになると使用頻度が上がります。そんな業務用エアコンで多いトラブルについて紹介します。業務用エアコンで起こりやすいトラブルについて知っておきましょう。以下のようなトラブルが多く発生します。
- ドレン異常
- 冷媒ガス不足
- 温度異常
ドレン異常というのは、たまった水が外に上手く排出されないというトラブルです。通常外に排出されるものですが、ゴムやホコリなどが溜まるなどして詰まってしまった場合などに上手く排出されずにこのようなエラーが出ることがあります。このエラーを放置してしまうと内機から水が室内に水がポタポタと落ちてくるなどということになりかねません。
出来るだけ早く専門の修理業者に依頼をして、修理をしてもらいましょう。冷媒ガス不足によるエラーというのも非常に多いです。冷媒ガスは熱交換を行うのに非常に大きな役割を果たしています。この冷媒ガスが不足してしまうと、冷えない、暖まらないなどの状態になってしまいます。冷媒ガスは専門の業者に依頼をして入れてもらいましょう。また、冷媒ガスの漏れがないかどうかも確認してもらいましょう。
温度異常の場合には、上手く熱交換出来ずにいるという場合や部品の故障であるという可能性が高いです。室外機の周りに物などを置いてふさいでいないかなどをチェックするとともに、専門の業者に修理を依頼しましょう。
業務用エアコンの依頼先の業者選びのコツ
業務用エアコン販売実績の多い業者かどうか
ではどのように業務用エアコンを販売している業者を選んだらいいのでしょうか。
一定の基準やすべてのケースに通用するポイントを探すのは難しいかもしれませんが、ある程度共通している選び方について考えてみましょう。
これは業務用エアコンに限った話ではありませんが、販売実績の多い業者を選択することは賢明な判断と言えます。
販売実績が多いということは、つまりお客さんからの信頼を得ているだけではなく、メーカーからのよい評価を得ているということになるからです。
その業者がメーカーとかなり良い関係にあれば、その分だけ良い価格で提供してもらえる可能性が高くなります。
さらに、多くの商品を販売している実績も、メーカーから安く仕入れるためのポイントになります。
業務用エアコンの販売だけではなく工事も担当してもらえるか
業務用エアコンを販売しているだけの業者では、施工を別の業者に依頼しなければならなくなります。
できれば販売と工事の両方を請け負える業者に依頼したいものです。
単に二度手間を防ぐことができるだけではなく、保証期間が長くなったり、充実したサポート体制を用意してくれることが多いので便利です。
業務用エアコンの本体を安く販売していても、工事費がかなり高いようではトータルのコストが上がってしまいます。
業者選定の際には、工事費の相場に照らし合わせて、良心的なものかどうか確認してください。
ただし、工事費の中に今後のメンテナンスプログラムの費用などが含まれている場合は、総合的に判断する必要があります。
業務用エアコンの工事品質が保証されているか
良心的な価格で業務用エアコンを販売して工事まで担当してくれる業者に、安心という要素や品質の面での保証も伴っていることが大切です。
特に、メーカーから出荷される製品自体は問題なくても、施工時に不具合があると、その後頻繁にトラブルとのお付き合いになってしまいます。
工事品質が約束されているかどうかもチェックしてみてください。
品質保証を見極める材料として、国際規格のISOを取得しているかどうか、空調設備を扱うために国が発行している免許を取得した技術者がいるかどうかなど、細部にわたって確認することができます。
さらに、実際の現場での打ち合わせを面倒と思わず、綿密な調査や観察に力を入れてくれると安心です。
このように、業務用エアコンを選ぶ際には、まず販売している業者を見極めることが、その後に大きな影響を与えるという点を意識しておきたいものです。